詳細設定
概要
DNSフォワーダ
DNSフォワーダとは、VLAN IPアドレスで受けたDNSリクエストを転送するあて先のIPアドレスです。項目が空白の場合は、当社提供のリゾルバDNS 211.9.34.104, 211.9.34.105 を適用します。
当社提供のリゾルバDNSは通信経路により使用できない場合がある為、その場合、DNSフォワーダを通信経路に適合したリゾルバDNSに
変更します。
インターネット上のリゾルバDNSへの通信経路は、ルータのゲートウェイ設定に従います。
- 注意
- ルータのゲートウェイ設定がWANで、かつWAN1,WAN2の回線冗長構成の場合、以下の注意が必要です。
WAN1回線とWAN2回線で回線提供会社が異なる等の理由により適合するリゾルバDNSが異なる場合、プライマリサーバにWAN1回線用
リゾルバDNS、セカンダリサーバにWAN2回線用リゾルバDNSを設定しても、WAN1回線が通信断になった場合、DNSフォワーダは
プライマリからセカンダリに切り替わりません。
DNSフォワーダの冗長設定は回線の冗長設定に連動するものではなく、リゾルバDNSのプライマリからの応答が完全に切れた場合のみ
セカンダリに切り替わります。
その為、WAN1回線、WAN2回線で適合するリゾルバDNSが異なる場合は、両方の回線に適合するパブリックDNSを活用します。
(例)8.8.8.8, 8.8.4.4など
NATタイムアウト(秒)
NATタイムアウトを項目別に秒単位で変更できます。空白の場合は、初期値を適用します。LAN側の接続機器仕様により、変更が必要な場合のみ変更します。
NAT ALG
NAT ALGの有効無効を選択できます。LAN側の接続機器仕様により、変更が必要な場合のみ変更します。
- 注意
- ciscoよりNAT ALGでのH323-H225の利用はサポート外との通知がある為、設定は無効を推奨します。
画面の説明
DNSフォワーダ
・プライマリサーバ
ルータの通信経路に適合したリゾルバDNSを入力します。
・セカンダリサーバ
ルータの通信経路に適合したリゾルバDNSを入力します。
ルータの通信経路に適合したリゾルバDNSを入力します。
・セカンダリサーバ
ルータの通信経路に適合したリゾルバDNSを入力します。
NATタイムアウト(秒)
下記項目のNATタイムアウト(秒)を入力します。
・GENERIC
・TCP
・UDP
・finrst
・syn
・GENERIC
・TCP
・UDP
・finrst
・syn
NAT ALG
下記項目のNAT ALGの動作を選択します。
・H323-H225
・SIP
・DNS
・H323-H225
・SIP
・DNS
- 注意
- ciscoよりNAT ALGでのH323-H225の利用はサポート外との通知がある為、設定は無効を推奨します。
操作説明
<設定手順:DNSフォワーダを変更する場合>
- プライマリサーバ、セカンダリサーバにルータの通信経路に適合したリゾルバDNSを入力します。
- 「設定」ボタンをクリックし設定を確定します。