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ローカルブレイクアウト共通設定

インターネット接続設定 > ローカルブレイクアウト共通設定

概要

※ホーム画面に表示の契約バージョンが 2 の機能です。
ゲートウェイ設定に「マネージドクラウドゲートウェイ経由」「LAN側ゲートウェイ」「他拠点LAN側ゲートウェイ」「Umbrella経由」を選択しているとき、
ローカルブレイクアウトを有効にすると、有効にしたカテゴリのあて先IPアドレスに対してルータ接続のWAN回線のIPアドレスからアクセスします。

各カテゴリのIPアドレス(個別設定を除く)は、1週間に1回マネージメントツールのデータベースと比較し、違いがあればゲートウェイ設定画面に
更新ボタンを表示したり、登録したメールアドレスに通知メールを送ります。

ローカルブレイクアウト共通設定を保存しただけでは、ルータに設定が反映されません。
ルータへの反映は、ゲートウェイ設定より各ルータに実施します。
『ゲートウェイ設定』をご参照ください。

ルータに反映されたローカルブレイクアウト設定は、拠点ステータス取得からルーティングテーブルを実行することで確認できます。
『ルーティングテーブル』をご参照ください。

ローカルブレイクアウト各カテゴリのIPアドレスは以下のリンク先より引用しています。

Microsoft365

MicrosoftはMicrosoft365で使用されるIPアドレスを「最適化」「許可」「既定」3つのカテゴリに分類しています。
新しい Office 365 エンドポイントのカテゴリ
「既定」は、CDNなどを利用していることからIPアドレス非公開の為、ローカルブレイクアウトの対象外となります。

Google

Google API とサービスのデフォルトのドメインで使用される IP アドレス
ローカルブレイクアウトの対象は、 goog.json から cloud.json を除いたIPアドレスとなります。

Zoom

Zoom のネットワーク ファイア ウォールまたはプロキシ サーバーの設定
Zoom CDNは、ローカルブレイクアウトの対象外となります。

Webex


ヒント注意
  • プロキシサーバ経由のwebアクセスは、プロキシサーバがルータのLAN側にある場合、プロキシサーバからのアクセス先をローカルブレイクアウトの対象とすることが可能です。

  • プロキシサーバが、クラウド上やインターネット上にある場合、PCがプロキシサーバを経由してアクセスする先のIPアドレスをローカルブレイクアウトの対象とすることはできません。ただし、webブラウザに設定したプロキシ例外ルールは、ローカルブレイクアウトの対象となります。

  • WANの回線タイプがDHCPの場合、ローカルブレイクアウトは設定できません。

  • 「他拠点LAN側ゲートウェイ」の拠点でローカルブレイクアウトを使わない拠点が1以上ある場合、「LAN側ゲートウェイ」のある拠点のローカルブレイクアウトは使うことができません。

  • 個別設定の上限は以下の通りです。
      作成できる最大グループ数:10
      1グループあたり登録可能な最大IPアドレス/プレフィックス数:20

  • ゲートウェイ設定が「マネージドクラウドゲートウェイ経由の場合のローカルブレイクアウト


    ゲートウェイ設定が「マネージドクラウドゲートウェイ経由」の場合のローカルブレイクアウト

    ゲートウェイ設定が「LAN側ゲートウェイ」「他拠点LAN側ゲートウェイ」の場合のローカルブレイクアウト

    ゲートウェイ設定が「LAN側ゲートウェイ」「他拠点LAN側ゲートウェイ」の場合のローカルブレイクアウト

    画面の説明

    ローカルブレイクアウト共通設定

    ローカルブレイクアウトの対象となるあて先のカテゴリ、グループについて有効、無効を設定します。

    グループ作成

    ローカルブレイクアウトの対象となるIPアドレスのグループを作成することができます。

    グループ名

    64文字以内のグループ名を設定します。

    コメント

    1024文字以内でコメントを記載できます。

    コントロール

    それぞれのアイコンをクリックすると以下の動作を行います。

    コントロール

    IPアドレス/プレフィックス

    IPv4アドレス/プレフィックスを設定します。
    一つのグループには最大20のIPv4アドレス/プレフィックスを登録できます。

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    操作説明

    ローカルブレイクアウト共通設定

    設定手順

    • ローカルブレイクアウトの対象としたいサービスカテゴリ・個別設定グループの設定を有効にします。
    • 保存ボタンをクリックし、設定を保存します。
    • 個別設定グループを作成するには「グループ作成」をクリックします。

    ヒント注意
    ここでは、ローカルブレイクアウトの対象のみを保存します。ルータには保存されません。
    各ルータにローカルブレイクアウトの対象を反映するには、ゲートウェイ設定で実施します。
    『ゲートウェイ設定』をご参照ください。

    各ルータのローカルブレイクアウトを無効にするには、ゲートウェイ設定で各ルータへの適用を無効にします。
    先にローカルブレイクアウト共通設定を全て無効にすると、ゲートウェイ設定においてローカルブレイクアウト設定項目が消える為、
    各ルータへの適用を無効にすることができません。
    「WAN」を設定する_個別

    ローカルブレイクアウト共通設定グループ登録

    設定手順

    • グループ名を64文字以内で入力します。
    • グループに関したコメントを1024文字まで入力します。空欄でも可能です。
    • グループに登録するIPv4アドレス/プレフィックスを入力します。
    • 「保存」ボタンで、グループを保存します。

    • ローカルブレイクアウト共通設定グループ登録

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